サーバー比較
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マイクラサーバーのメモリ割り当て(-Xmx)— 4GB割り当てるのに4GBのプランでは足りない理由

2026-08-06 公開3トピック
Minecraftメモリ設定

この記事は生成AIを活用して作成しています。内容は運営者が確認・編集のうえ公開しています。

Minecraftのサーバーを起動するとき、こう書きます。

java -Xms4G -Xmx4G -jar server.jar nogui

-Xmx4G は「Javaが使うメモリの上限を4GBにする」という指定です。ここで多くの人が誤解するのが、この4GBと、借りるサーバーの4GBが同じものだと思ってしまうことです。

同じではありません。4GB割り当てるつもりなら、サーバー自体には5.5GBほど必要です。

-Xmx と -Xms は何を指定しているのか

  • -Xmx … Javaのヒープ領域の上限
  • -Xms … ヒープ領域の初期サイズ

ヒープはJavaがワールドデータやエンティティを置く場所です。ただしJavaが使うメモリはヒープだけではありません。クラスの情報、スレッドのスタック、JITがコンパイルしたコード、ガベージコレクタ自身の作業領域などが、ヒープの外側に別途必要です。

さらにその外側に、OSそのものが動くための分があります。

つまり構造はこうなっています。

サーバーの搭載メモリ
├── OS(Linuxなど)
├── Javaのヒープ外の領域(Metaspace、スレッド、GC等)
└── Javaのヒープ ← -Xmx で指定するのはここだけ

-Xmx4G はいちばん内側だけを指定しています。搭載メモリが4GBしかないサーバーで4GBのヒープを要求すれば、外側の分が確保できません。

公式ドキュメントは「1〜1.5GB引け」と書いている

Minecraftサーバーの定番であるPaperの公式ドキュメントは、この点を明示しています。搭載メモリから 1000〜1500MB を引いた値Xmx / Xms に指定するよう案内しており、8GBのホストなら6500MBという具体例を挙げています。

8GB − 6.5GB = 1.5GB。この1.5GBが、上の図でいうOSとヒープ外の分です。

同じドキュメントは XmsXmx を同じ値にすることも勧めています。理由は、推奨されているG1GCが最初から全ヒープを与えられたほうが効率よく動くためで、少なく確保して後から広げると無駄が出る、という説明です。

プランを選ぶときに何が起きるか

ここが実務上の問題です。VPSのプランは 2GB / 4GB / 8GB / 16GB といったで用意されています。1.5GBの上乗せは、たいてい段を1つ押し上げます

割り当てたいヒープ 実際に必要な搭載メモリ 選ぶことになるプラン
2GB 3.5GB 4GB
4GB 5.5GB 8GB
6GB 7.5GB 8GB
8GB 9.5GB 16GB

料金にすると、当サイト掲載の最安(ロリポップ!for Gamers・12ヶ月契約)で次のようになります。

割り当てたいヒープ 同容量のプランを買った場合 実際に必要なプラン
2GB 231円/月 462円/月
4GB 462円/月 890円/月
8GB 890円/月 1,691円/月

ほぼ倍額です。 「4GB割り当てたいから4GBプラン」で契約すると、この差額ぶんの見積もり違いが起きます。

逆に、得をする組み合わせもある

上の表をよく見ると、4GBヒープも6GBヒープも同じ8GBプランになっています。

これは、8GBのプランを契約するならヒープを4GBではなく6GBまで増やせるということです。料金は変わりません。

同様に、16GBプランなら14GB前後まで割り当てられます。プランを決めたら、そこから1.5GBを引いた値を指定するのが、払った料金を使い切る形になります。

割り当て過ぎも問題になる

「じゃあ全部ヒープにすればいい」とはなりません。

搭載メモリぎりぎりまでヒープに割り当てると、OSやヒープ外の領域が圧迫されます。Linuxの場合、メモリが足りなくなるとOOM Killerがプロセスを強制終了させるため、サーバーが理由もなく落ちたように見えます。ログにエラーが残らないこともあり、原因の特定が難しくなります。

「起動はするが、しばらくすると落ちる」という症状で、割り当てを削ったら直った、というのはよくあるパターンです。

なお、時間とともにメモリ使用量が増え続けて落ちる場合は、割り当ての問題ではなくメモリリークの可能性があります。こちらは割り当てを増やしても解決しません(メモリリークの記事で扱っています)。

まとめ

  • -Xmx が指すのはJavaのヒープだけ。OSとヒープ外の領域は別に要る
  • 公式ドキュメントは搭載メモリから 1000〜1500MBを引いた値を指定するよう案内している(8GBホストなら6500MB)
  • -Xms-Xmx同じ値にする
  • VPSのプランは段になっているため、1.5GBの上乗せでプランが1段上がり、料金はほぼ倍になることが多い
  • 逆に、契約したプランから1.5GB引いた値までは割り当ててよい。4GBプランなら2.5GB、8GBプランなら6.5GB
  • 搭載メモリぎりぎりまで割り当てると、OOM Killerに落とされる

自分の人数・MOD構成で必要なメモリと、各社の該当プランの料金はMinecraftのページにまとめています。

出典について

Xmx / Xms の指定に関する記述は、PaperMC公式ドキュメントの Aikar's Flags の解説(https://docs.papermc.io/paper/aikars-flags/ )に基づきます。搭載メモリから1000〜1500MBを引くこと、8GBホストで6500MBとする例、XmsXmx を揃えることは、いずれも同ドキュメントに記載があります。

料金は各社公式サイトの料金表によるもので、記事公開日時点の値です。必要なヒープ量はワールドの規模・MOD構成・接続人数によって変わるため、上の表は目安として扱ってください。

記載の仕様・料金は執筆時点のものです。最新の内容は各社公式サイトでご確認ください。